温海川ダム(あつみがわだむ)
寒河江ダムから約70kmを移動してきた。
普段であればここへ来るのにそれほどの問題はないと思うが、この日は特別だったのだろう。
国道345号線から県道44号線に進んでいくのだが、途中にトンネルがある。
1つめのトンネルは距離が短かったので何事もなかったのだが、2つ目のトンネルに入るとすぐに白い霧に包まれクルマのすぐ先のセンターラインがかろうじて見えるほどだ。
トンネルに入ってしまったのでここで引き返すわけにもいかないしナビではトンネルは真っ直ぐなのでセンターラインを見極めながら進むしかなかった。
ライトを点けていたが目の前は真っ白で何も見えない。
センターラインをはみ出ることはなかったが対向車が来なくてよかった。
約700mほどのこのトンネルを抜けると3つ目のトンネルが待っていた。
3つ目のトンネルは200m強のトンネルだったが、こちらも霧の中だ。
3つ目のトンネルを抜けると湖が見えてきた。
ダム湖のようだと思っていると2つのスノーシェッドを抜け4つ目の短いトンネルを抜けると左手に駐車場が見え、いよいよダムに到着だ。
型式 :重力式コンクリート
目的 :洪水調節
流水の正常な機能の維持
発電
堤高 :60m
堤頂長 :167m
河川 :温海川水系 温海川
総貯水量 :570万㎥
ダム湖 :奥温海湖
着手/竣工 :1973/1986
管理所の先にも駐車場があったが草が生え放題で今は使われていないようだった。
ここの天端は立入禁止だ。
今日はここまでだ。
鶴岡市内のホテルで1泊だ。
人間ドック前だったので酒を飲むこともなく部屋でテレビを見ていたら十津川警部の2時間ドラマをやっていた。
普段であれば2時間もののドラマを見ることはないのだが、この日の舞台は山形らしいということでなんとなく見ていたら鶴岡や温海川温泉が出てきた。
温海川温泉には行っていないが温海川ダムには先ほど行ってきたばかりだ。
これも何かの縁ということで2時間もののドラマを何十年ぶりに見てしまった。
鶴岡からどのルートで東京へ行くかということが事件を解く鍵になっていたようだ。
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